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シェルジュの日記~ 高層階からのAir-mail


皆さまは、高い場所がお好きですか。

私は大好きです。

高層ビルに上った時は、いつもガラス窓に顔を近づけてしまいます。

先日もまた、同じことをしてしまいました。

眼下に広がる絶景のパノラマを、一体どのくらいの間眺めていたのでしょう。

小さく見える民家、そして車はもっと小さくて、人々はもっともっと小さくて・・・

これ程多くの人々が行き交う世界の中で

知り合うことができるのは、ほんの一握りの方々なのですよね。

奇跡やご縁って、本当に不思議ですね。

改めてそう思ったら、少し感慨深い気持ちになってしまいました。

近くにいても、遠く離れていても

ご縁があって知り合えた方々を、ずっと大切にしていたいです。

宇都宮は今、心地良い風が吹いています。

その爽やかな風に乗って、私の心の声が届きますように・・・

シェルジュの日記

シェルジュの日記~ 550年後の平成泰平


『問 : 戦国時代で最も長かった戦の名前は何でしょうか』  『答 : 応仁の乱』

日本史の試験によく出題されていた、応仁の乱。

勃発した「1467年」という数字も、私の記憶に未だしっかりと刻み込まれています。

室町時代の管領、細川氏と山名氏の日本至上類を見ない長い戦いは11年にも及び

この戦いが戦国時代の幕開けになったとも言われています。

「応仁の乱勃発から本日で550年が経過」というニュースを目にしました。

応仁元年に勃発し文明9年に終息した、元号をまたいだ長い長い戦いが

かつて、この日本で起きていたのですよね。

平和な現代からは想像もつかない戦乱の世。

もし今から11年間、目の前で戦が続いたとしたら・・・

『平和』という言葉の重みを、改めて痛感してしまいました。

シェルジュの日記

シェルジュの日記~ (続)かけがえのない非売品


それでは、皆さまとお約束させていただいた通り、お話の続きをいたしましょうね。

先日、お部屋の掃除をしていたら、懐かしいポケットサイズの時刻表を見つけました。

手に取って開いてみたら、ヒラヒラと床に落ちた一枚の紙。

それは、日付印が押されている使用済の乗車券でした。

床から拾い上げた瞬間、当時の記憶が蘇ってきて・・・

あれから何年もの月日が流れたのでしょう。

あの時は本当に悩んでいましたよね。

当時の私から、少しは成長できたのでしょうか。

さまざまな思いが次第に込み上がり

気がつくと、この乗車券を強く握りしめていました。

あの頃の私を救ってくれた、かけがえのない旅路。

使い古した小さな時刻表と、あの時の日付がしっかりと押されている乗車券を

しばらくの間、目に付く場所に置いておきたいと思います。

シェルジュの日記

シェルジュの日記~ かけがえのない非売品


皆さまに昨日、お弁当のお話をしていたら、どこか旅に出たくなってしまいました。

「 旅行ってお金がかかるし、ただ疲れるだけで結局何も残らないのよね・・・ 」

以前友人が放ったこの言葉が、今でも心に残っています。

確かに、一生手元に残る靴やバッグ、宝飾品などと比較したら

旅行は目に見える形としては何も残らないかもしれません。

でも思い出としては、一生心の奥深くまで刻まれて

ふとした時に思い出して幸せな気持ちになったり、感慨深くなることもあります。

思い出は、いくらお金を出しても買えないもの、

どこにも売っていない、かけがえのない非売品のような気がするのですが

皆さまはどのように思われますか。

このまま皆さまにお話しさせていただきたいのですが

長くなってしまいましたので、続きは次回にお話いたしましょうか。

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シェルジュの日記~ (続)大人の社会科見学


それでは皆さまとお約束させていただいた通り、お話の続きをいたしましょうね。

楽しい社会科見学から学校に戻って一週間、待ち望んでいた和紙がクラスに届きました。

実際に目の当たりにした自作和紙は、想像していたよりも厚くデコボコしていて

上出来とは言えませんでしたが、当時の私たちにとっては最高の傑作品になりました。

最近は大人の社会科見学もあるようです。

学びに対して受動的になりがちな子供の頃と異なって、大人の知識欲は能動的ですから

大人の社会科見学は、より一層楽しみながら知識を吸収できそうですね。

フォード・モーターの創設者、ヘンリー・フォードの言葉を思い出してしまいました。

Anyone who stops learning is old, whether at 20 or 80.

(20歳であろうが80歳であろうが、学ぶことををやめた者は老人である)

Anyone who keeps learning stays young.

(学び続ける者はいつまでも若い)

The greatest thing in life is to keep your mind young.

(人生で一番大切なことは、若い精神を持ち続けることである)

皆さまは今、どのような大人の社会科見学に参加してみたいですか。

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シェルジュの日記~ 大人の社会科見学


「和食」に引き続き、世界文化遺産に登録された「和紙」。

日本の伝統工芸が世界で認められた証ですから、とっても嬉しいですよね。

小学校の社会科見学で、和紙で有名な場所を訪れたことを思い出しました。

和紙職人の話は、当時の私たちにはかなり難しく感じられましたが

目をキラキラと輝かせて、真剣に聞き入る子供たちに

職人は額に大粒の汗を流しながら、優しく語りかけるように丁寧に説明してくれました。

その後、生徒が一人ずつ挑戦することができる、貴重な和紙作り体験。

和紙液をすくう木枠があまりにも大きくて、そしてあまりにも重くて

液を上手く均等に伸ばすことができませんでしたが

やっとの思いで渾身の一枚を仕上げることができました。

楽しい社会科見学から、普段の学校生活に戻って一週間後、

待ち望んでいた和紙が私たちの手元に届いて・・・

このままずっと、皆さまにお話をしていたいのですが

長くなってしまいそうですので、続きは明日にいたしましょうか。

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シェルジュの日記~ (続)未完成な完成


それでは皆さまとお約束させていただいた通り、お話の続きをいたしましょうね。

未完成の完成の現在版といえば、皆さまは何を思い浮かべられますか。

私は真っ先に、セブンイレブンのロゴを思い浮かべてしまいます。

SEVEN は全て大文字ですがELEVEn にはなぜ小文字が混じっているのでしょう・・・ 

セブンイレブンが決して崩壊することなく、永遠に成長を遂げるため

敢えて未完成に仕上げているのでしょうか。

国宝陽明門が40年ぶりの大修理を完了し、来年3月にお目見えするそうです。

久しぶりに私達の前に姿を現した陽明門を

永遠に心の中で生き続ける徳川家の思いを感じながら、じっくり眺めてみたいですね。

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シェルジュの日記~ 未完成な完成


日光東照宮の国宝、陽明門には、柱が12本あって

全ての柱に「グリ紋」と呼ばれる模様が刻まれています。

その中に一本だけ隠されている逆さまの柱、「魔よけの逆柱」は

‘ 完成と同時に崩壊が始まる ’という言葉を信じていた徳川家が

敢えて陽明門を未完成に仕上げたとも言い伝えられています。

そして未完成な完成形の昭和・平成版と言えば・・・

このまま皆さまにお話しさせていただきたいのですが

長くなってしまいましたので、続きは次回にお話いたしましょうか。

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シェルジュの日記~ (続)18年後のカフェ指定席


それでは皆さまとお約束させていただいた通り、お話の続きをいたしましょうね。

自宅は確かに車で15分の場所ですが、実は初めての訪問ではなくて・・・

前回の訪問は、確か18年前の初春。

今は決して手の届かない、遥か遠い場所へ旅立ってしまったある方が

連れて行きたい場所があると、私を誘ってくれました。

18年後の店内の様子は、当時とあまり変わらないように見えましたが

大きく異なる点が一つ、それは目の前の席に誰も座っていないことです。

当時の記憶を辿っていたら、懐かしくて幸せなような、でも寂しいような・・・

複雑な気持ちになって、目の前の空席にぼんやりとした人影を重ね合わせてしまいました。

「このカフェへ初めていらっしゃったのですか。」 「はい。以前に一度・・・」

あの時なぜ、このように本当のことを伝えられなかったのでしょう。

そのことだけが、ちょっぴり気がかりですが

今はこの複雑な心の内をあまり深く考えずに、そっとしておきたいと思います。

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シェルジュの日記~ 18年後のカフェ指定席


あるカフェに、一人で足を踏み入れる決心をしました。

どうしても座りたかった、あの席に視線を向けたら、幸いにも空いていたので

ホッと胸を撫で下ろして、私の心の中の指定席へとゆっくりと足を進めました。

大好きな珈琲の香りに包み込まれて、心穏やかに過ごす至福のひと時。

自分自身が思い描いていた通りにストーリーが展開し、幸せな余韻に浸っていたら

店長さんらしき男性に話しかけられました。

「近くにお住まいですか。」 「はい、車で15分くらいです。」

「初めていらっしゃったのですか。」 「はい・・・」

無意識にそう答えてしまいましたが、実は初めてではなくて・・・

このまま皆さまにお話をさせていただきたいのですが

長くなってしまいましたので、続きは次回にいたしましょうか。

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