2015/06/13
- シェルジュの日記
オープンカフェの指定席
ある場所を数年ぶりに訪れました。国内外から人気の観光スポットであるために、相変わらず人通りが多くて、肩が触れないように気をつけながらメイン通りを歩いていました。ふと視界が開けて目の前に現れたのは、開放的なオープンカフェ。その瞬間、当時の記憶が鮮明に蘇ってきました。確か数年前も、ちょうどこの場所で視界が開けて目に飛び込んできた素敵なカフェに自然と足が向いてしまって・・・
あの時座った席を今でも覚えています。左から2番目の道沿いの席、そこには今、私と少しだけ雰囲気が似ているような女性が座っていました。その女性をしばらく遠くから眺めていたら、あの席でしばらく考え事をしていた当時の自分の姿と重ね合わせてしまって・・・
あの女性は今、何を考えているのでしょう。ちょっと気になってしまいました。まるで第三者として、自分自身を外から眺めている様な不思議な感覚。皆さまもそのような感覚になったことはありますか。
今回は時間がなくて、ただ遠くから眺めているだけでしたが、いつの日かもう一度、あの席にゆっくりと座れるのでしょうか。その日がとっても待ち遠しいです。