2016/07/01
- シェルジュの日記
(続)カタツムリの雨宿り
それでは皆さまとお約束していた通り、お話の続きをいたしましょうか。
カタツムリはもうあの場所にはいないと思っていましたが、行方が気になってそっとカーテンを開けてみたら、同じ場所に付いたままでした。反対に全く動いていないことが心配になってしまって再び覗き込むと、カタツムリの殻だけが残された状態でした。大切な殻を置いたまま一体どこへ出かけてしまったのでしょう。行方が気になりましたが、ちょっと留守にしただけかもしれないと思って、しばらくそっとしておくことにします。