2012/10/30
- シェルジュの日記
シェルジュの日記~ ホトトギス将軍の長い道のり
『 鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス 』
ホトトギスが鳴くまでずっと待ち続けた徳川家康公はきっと、忍耐強く穏やかな方だったのでしょうね。
もし私なら、一緒に鳴くか、外に放してあげるような気がします。
皆さまはいかがですか。
家康公はこの名言以外にも素晴らしい遺訓を残しています。
【人の一生は、重荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし、心に望み起らば困窮したるときを思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。
勝つことばかり知りて、負けることを知らざれば、害その身に至る。
己を責めて人を責めるな、及ばざるは過ぎたるより勝れり。】
彼の耐えに耐え抜いた人生哲学が、じわじわと心に響いてくる気がしませんか。
このまま皆さまにお話を続けていたいのですが長くなってしまいましたので、続きは次回にいたしましょうね。