2013/08/28
- シェルジュの日記
数分間限定の夏夜のプレゼント
先日信号待ちをしている車の中で、遠くから鳴り響く低音と共に、体に伝わる微かな振動を感じました。
また今夜もいつもの雷かしら、と思っていたら、フロントガラス越しの遥か遠くに小さく何かが浮かび上がる様子が目に飛び込んできました。
まさに今、隣町で開催されている花火大会がタイミング良く周囲の視界が開けていたために、小さいながらも私の目の中に綺麗に映し出されました。
今年の夏、私にとって最初で最後の花火大会、そして人生で初めての一人きりの花火観賞。
普段は多くの人出で賑わいをみせる、活気に満ちた花火大会を今までこれ程しっとり落ち着いた気分で観賞したことがなかったので、数分間限定の、夏夜の最高のプレゼントに、とっても新鮮な、そして幸せな気持ちになりました。