2014/03/03
- シェルジュの日記
(続)永遠の卒業式
それでは皆さまとお約束していた通り、お話の続きをいたしましょうね。
卒業すると決めた時、自分を慕ってくれて別れを惜しんでくれる人の存在に気づかされます。そして心の奥底から沸き上がってくる感謝の気持ちで溢れて・・・
でもその気持ちは去り行く側に限ったことではありません。見送る側も溢れ出す感謝の気持ちを必死に堪えています。何十年間も同じ目標に向かって歩んできた仲間ですから、たとえ今まで言い争いが絶えなかったとしても、全てがこの一瞬でかけがえのない思い出へと姿を一変します。
人は目の前からその存在が無くなると意識した時に初めて、その存在の大きさに気が付くのかもしれませんね。