2013/04/02
- シェルジュの日記
(続)親孝行と子供孝行
それでは皆さまにお約束していた通り、お話の続きをいたしましょうか。
「親孝行」の反対は「子供孝行」。親にとって子供は、たとえいくつになっても子供なのですから、子供への心配事は一生尽きることがないのかもしれません。でもいつの日か、子供を心配し過ぎることから卒業宣言することも必要なのかもしれません。子供にとっての幸せは親の生き生きとした姿を目にすること、第二の人生を楽しんでいる姿こそが「子供孝行」になるような気がします。
「今まで沢山心配していただきありがとうございました。これからは自分のために残された貴重な時間を費やしてくださいね。」
私のこの思いが伝わったのでしょうか、今頃父はあの国で大好きな登山を楽しんでいることでしょう。