2021/02/27
- シェルジュの日記
(続)資本主義の教授
それでは皆さまとお約束していた通り、お話の続きをいたしましょうね。
あの時私はどのように回答したのでしょうか、今でも思い出せません。面接直後は疲労感でいっぱいでしたが、会場を後にすると開放感の方が上回り、不思議と幸せな気持ちになってきました。駅に着きタイミング良く発車する新幹線に飛び乗ったら・・・
たった数本しかない希少な特別列車に当たってしまったようです。私が降りたかった駅は通過し、車窓から自宅を眺めるという初めての体験をした長い長い一日でした。
そして迎えた入学式。目の前に現れた担当教授は、あの資本主義の教授でした。不思議なご縁ってあるものですね。教授とこのお話をして思わず二人で笑ってしまいました。