2021/08/16
- シェルジュの日記
76年前の眩しい夏空
76年前の今日、日本でもこのように太陽が眩しく輝く夏空が広がっていたのでしょうか。生命力がみなぎる青々とした今日の夏空と相対し、日本国内はどれほど暗く重い空気に包まれていたことでしょう。想像しただけでも胸が締め付けられます。
敗戦国日本として迎えた初日。『どうか夢でありますように』と願いつつも目の前に突きつけられる厳しい現実。先行きが全く見えない深い暗闇の中で微かに差しこむ光を必死に探し求める精神的苦痛は計り知れません。
送り盆を迎え、ナスの牛に跨ったご先祖様たちが無事にお帰りになられました。平和な日本。その中で私たちが抱えている日々の悩みの一部は、もしかしたら平和な世の中であるからこそ生じているような・・・
今日の眩しい夏空を見上げていたら、そう感じてしまいました。